今、合唱団では、3/24にとりぎん文化会館で開催する第42回定期演奏会に向け練習の真最中です。
ポスターやチラシも出来上がり、団員の気持ちも盛りあがりつつあります。今回は、定演に向けてちょこっと告知をさせてもらいます。
まず第一部は“みんなでたのしく“をテーマに、皆さまおなじみのジブリソング、第二部は“祈りを込めて“をテーマに『ハナミズキ』や『今日もひとつ』など心に響く歌を歌います。
そして第三部では、「少年少女のサウンド・オブ・ミュージック」を披露します。
1959年にブロードウェイで公演され、後に映画化もされたサウンド・オブ・ミュージックを少年少女合唱団でアレンジしてお送りします。
1930年代のオーストリアを舞台に退役軍人のトラップ大佐と7人の子供たち、そして修道尼見習いのマリアとの物語です。
皆さんもご存知のドレミの歌や、エーデルワイスなどを歌います。団員の初々しい演技や、かわいい羊たちの演技もぜひ注目してみていただけたらと思います。
そして第四部は、賛助出演してくださる菊弘瀬恭子さん(箏)安藤正山さん(尺八)、はまべゆかりさん(語り)と合唱団で“合唱 花さき山“を披露します。また、背景には
紙原四郎さんの切り絵を映し出し、コラボレーションします。
花さき山は、斉藤隆介 作 滝 平ニ郎 絵の絵本です。
簡単なあらすじは、山菜をとりに山へ入った「あや」は、見たこともないような美しい花が一面に咲いているのを見つけます。その山に一人で住んでいるばばは、その花は、村の人間がやさしいことを一つすると一つ咲く、と言うのです。
『つらいのを しんぼうして、じぶんのことより ひとのことを おもって
なみだを いっぱい ためて しんぼうすると、その やさしさと、けなげさが、
こうして 花になって、さきだすのだ。』
この『花さき山』に出てくるあやや小さな男の子ががまんする姿は、なかなか受け入れることができないと思う気持ちもありますが、理不尽なことへの忍耐や、がまんする事の強要ではなく、誰かを思いやったり、自分ががまんしても誰かのために行動できたり、自分ががんばったことが認められることへの賞賛のように感じます。
そんなせつないながらも、勇気づけられる物語を荘厳で大迫力な箏や尺八の音色に合わせて、合唱団がうたいます。
ご来場いただいた皆様に楽しんでいただけるよう、最後まで頑張って練習したいと思います。
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中村大輔 (金曜日, 15 3月 2024 19:23)
去年も拝見しましたがとてもすばらしいなと思いました。今年も頑張って下さいね。
鳥取市少年少女合唱団 (日曜日, 17 3月 2024 19:07)
中村さま
コメントありがとうございます!
昨年と同様 いや、もっと楽しんでいただけるように頑張ります。
当日のご来場 心よりお待ちしています。